3 塔 「塔」2025年5月号 十首 花の色褪せておれどもその姿いまだとどめる庭の残菊 三井修この宵はホイットマンの詩を読まむ従軍看護師たりし男の 三井修池の表に雪滲みゆくここまでを誰も殺さず殺されず来て 梶原さい子送料の半額払ひ借りうける従軍看護婦の回想の手記 小田桐夕悲鳴を... 2025.05.26 3 塔